自作パルサーでバッテリー復活!?

バイクのバッテリーって、車のバッテリーに比べて、寿命が短いような気がしません?
それに、制御弁式だと値段が高い!ネット通販だと安い物も有りますが、捨てる時に困ります。

そもそも、なんでバッテリーは使えなくなるのか、ネットを見ると、電極板の表面を硫酸鉛が結晶化して覆ってしまうサルフェーションと言う現象が主な原因のようです。

そこで何とかバッテリーを復活できないものかと色々調べて見ると、まず市販のナノパルサーと言う物がサルフェーションを除去してくれると言うではありませんか!、、しかしお値段が結構します。

もっとネットを見ていくと、似たような機能のものが自作できるようです、参考にしたホームページには、回路図も乗っているし必要な部品も細かく記載されています。
DIYバッテリーパルサーと言うサイトです。

何とか僕でも作れそうなので、挑戦です。

 
とりあえず、日本橋のでんでんタウンで部品探しです。
僕は昔、ハンダを使う仕事をしていたので電子部品屋さんにも良くきていました。
デジット言うお店でほとんどそろいましたが、コイルが同じインダクタンス(200μH)の物が無かったが、コイルなんか巻いた事が無いので自分で作るのは自身が無いなーと思って、うろうろしていると、195マイクロヘンリーの大きめのコイルがあったので、ダメもとで買ってみました。


 さあ、後はネットを参考に作っていくだけです。
サイトのN型FETキットを参考に部品を購入したので、組み立ても参考にさせていただきました。
いきなり部品に間違いが発覚!220kΩの抵抗が必要なのに、間違って220Ωを買ってしまいました。
このカラーコードと言うのが慣れません。

とりあえず、ジャンク基盤から220kΩのチップ抵抗を外して、それを代用に作ってみましたが、小さいので付け方が悪かったのか、バッテリーに接続して10秒ほどでFETから煙がでて終了してしまいました。
トホホ、、この中で一番高価な部品が一瞬で天国行きです。
LEDが点灯することも無くこの日は終了です。

 気を取り直して再度必要な部品を集めて、やっと完成。
LEDも点いてます。

耳を近づけるとキーーンと小さな音がします、部品を触っても熱くないです。

 さて、ここでバッテリーについて。


写真の、4Ah(10HR)と言うのは、10時間率と言う基準で書かれた4Ahと言う意味です。
1アンペアの電流を4時間流せると言う意味です。
同じ4Ahでも5HR基準の表記だと、1アンペアの電流を48分しか流せないことになります。(計算まちがってたらごめん)


 このバッテリーですが、テスターで計ると12V以上ありますがセルが回りません。
ウインカーなどはちゃんと光るのですが、セルモーターを回そうとすると急に電圧が下がります。
ちょっと電圧も低いですね。

4時間ほど充電してみましたが、やはり、キュッ、、、っと、回ろうとするんですがエンジンがかかるまでには、程遠い感じです。
サルフェーションの症状と一致します。
とりあえず、8時間ほど試してみましたが、今の所変化なしです。
参考にしたサイトでも1週間ほどかかるような事が書かれていました

一応、ちゃんと動いていそうなので、しばらく、試してみようと思います、このつづきは後日アップします。

さあ、その後なんですが、、、。
1ヶ月ほどためしてみましたが、少し回復の兆しが見えるものの、その後、急激に症状悪化、完全に使い物にならなくなりました。
2つほど試してみましたが、同じような感じです、
もうだめだー、と思いダメもとで開封厳禁のMFバッテリーなんですが蓋を取ってみました。
すると、ほとんど液が無いじゃあありませんか!もう、どにでもなれ!っとバッテリー補充液を入れてみた所、見事、13V以上に復活。
と思いきや、ちょっと負荷がかかるとすぐ電圧が下がって全然ダメでした、、トホホ。

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